FRP複合材について
- HOME
- FRP複合材について
FRP複合材とは
複合材の定義として有機質材料、無機質材料、高分子材料、金属及び合金等色々な材料があります。
これらの材料のうち、2種類以上の材料を上手に組み合わせ、合成することにより、単一素材にはない優れた性質を実現し作ることが可能な材料です。
実用上、求められている性質にあった単一素材を選び組合わせることで、その性質の有った材料を作り出すことを”材料の複合”と言います。そして、複合するで得られた材料を、”複合材”と定義することが出来ます。
FRPとは、F(Fiber)・R(Reinforced)・P(Plastic)の3つの単語から生まれた単語です。
樹脂をガラス繊維で強化した複合材で、一度製品となれば高温でも形状変化が見られない丈夫な複合材です。
また、厳しい自然環境下でも腐食が少なく、塩分や薬品に犯されにくい材料でもあります。
FRP複合材の特性
耐食性 | ライフサイクルが長く、維持費の低減が可能 |
---|---|
軽量 | 鋼性に比べ軽量で、輸送や施工が容易 |
耐薬品性 | 塩害や化学物質に対する耐久性が高い |
絶縁性 | 電気絶縁性を持つ |
電波透過率 | 電波障害を起こしにくい |
温度体制 | 急激な温度変化でも強度が変わらない |
耐燃性 | 不燃性で、炎が燃え広がることはない |
FRP複合材の用途
上記のような優れた特性を持つことから、
様々な用途で使用することが可能です。
用途:
船舶・競艇・自動車・車輌関係・バスタブ・住宅関係・スポーツ用品・雑貨など